ゲランの香水の祖は、ピエール・フランソワ・パスカル・ゲランです。
ゲランは、北フランスの田舎町からパリへ出てきて、ルーヴル美術館脇のリヴォリ大通りに香水と酢を売る店を構えました。
これが、ゲランの香水第一号店。
1828年のこと。
ゲランで、香水と酢?どういう関係があるかって?
すみません、よくわかりません。
もともと香水は、革の手袋を売るお店が悪臭消しのために売っていたので、この事と何か関係があるかもしれませんね。
ちなみに、当時パリでは、理髪店が外科医を兼ねていた時代。
話しは脱線しますが、これを「理髪外科医」といっていたそうです。
理髪外科医は、当初は理髪のみ許されていましたが、やがて外科医として簡単な治療を任せられるようになったといいます。
現在の理髪店の店頭にある赤・青・白の三色ポールは、かつて理髪店が外科医を兼ねていたことを示す名残りで、赤は動脈、青は静脈、白は包帯を意味しています。