ゲランの香水と「あじさい日記」


ゲランの香水と「あじさい日記」

渡辺淳一氏の「あじさい日記」のストーリーを引き立てるのが、数々の小道具です。

その代表格が、詩織が身につけているゲランの香水『チェリーブロッサム』です。

『チェリーブロッサム』は、シャルル10世統治下の19世紀初頭、パリ・リボリ通りで誕生した香水の老舗ゲランの逸品です。

ゲランの『チェリーブロッサム』が持つ爽やかで艶やかな香りが、「あじさい日記」の随所に登場しています。

ゲランの『チェリーブロッサム』は、最初はシトラスと緑茶のフレッシュさ、その後はライラックなどの甘い香り、最後はヘリオトロープの愛らしさが漂い、ほのかな官能性も含んでいるのが特徴です。

香水ボトルも1906年発表の『ルイ16世』の優雅さを残しながら、モダンさとシャープさで、ゲランらしさを醸し出しています。

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