香水の寿命は、一般的に3~5年といわれています。
ただ、保存状態によって大きく異なります。
香水の大敵は、空気、光、温度の3つ。
香水は、空気によって酸化し変質します。
したがって、香水のボトルのふたをしっかり閉めることが大切です。
また、香水が減ってくるとボトルの上の方に隙間ができ空気が溜まるので、最良の状態で香水を保存しようとするなら、ガラスビーズなどを香水のボトルに沈め、中身が常に口までくるようにすると良いでしょう。
次に、日光がカーペットの色を変えるように、香水にも化学変化を起こさせます。
香水は、暗い場所に保存するのがベストです。
なお、日光だけでなく、蛍光灯の光も香水にとっては良くありません。
温度については、化学反応のスピードをアップさせ、香水の“老化”を促進させます。
温度が高くなる場所で香水を保存することは避けましょう。
また、夏は涼しく、冬は暖房をしない部屋に香水を置くようにすると良いでしょう。
暗く冷たい冷蔵庫は、香水の保存場所としては理想的ですが、食べ物が香水臭くなったり、周りの匂いが香水に移ったりする可能性があるので、香水ボトル全体をビニールで覆うなどの注意が必要です。
なお、古くなって匂いの変化した香水は、刺激性が強いので肌にはつけないようにしましょう。